インク削減・作例・実在の顧客ではありません
実案件ではなく、手順を見せるための作例です。ここに載せたのは、たまたま家電の箱でした。手順のほうは分野を選びません。食品も、化粧品も、飲料も、日用品も、刷り上がりには同じ理屈が働きます。5版が1版になります。地色を板紙から外し、写真を線画に置き換える。空いた面積は、ロゴが引き受けます。ロゴの形も、書体も、比率も、そのままです。以下の数値は推定レンジで、実際の顧客の測定結果ではありません。


きっかけは、いつも外から来ます。インクが手に入らない。コストが跳ね上がる。サステナビリティの目標が下りてくる。それでも指示は一つです。棚の上で、そうと気づかせないこと。
分野を問わず、1メートル先から読めることが条件になります。メタリックを含めて、決められた版数に収める。ロゴは動かしません。シルエットも残します。それ以外は、すべて検討の対象です。
色数を減らすことが、インクの節約ではありません。板紙から地色を外すこと。それが効きます。この一手と、写真を線画に置き換えること。削減のほとんどは、この二つが生みます。測定結果ではなく、推定レンジです。
色を諦めたと思ったでしょう。
得たのは、より強いブランドでした。
ビフォー/アフター・推定レンジ

箱全体の推定インク被覆率
55–75%

箱全体の推定インク被覆率
45–65%

箱全体の推定インク被覆率
22–35%

箱全体の推定インク被覆率
14–25%
測定値ではなく、推定レンジです。この箱を説明するためのものではなく、分野をまたいで成り立つ範囲を示しています。地色のない参照パッケージで実測したところ、レベル2で54%減、レベル3で59%減でした。地色が刷られている箱なら、さらに下がるはずです。お客様のパッケージは、ツールを通した時点で実測します。
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